NWCログ: 08/02/21 14:00〜 No.2


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芝村 > ということで、なんか話でもしようか。 どんな話がいいかなあ (14:30)
芝村 > あやのさん。むつきさん。貴方が知ってる兵器を一つあげようか。 (14:31)
入室(14:32):紅葉ルウシィ
あやの > 兵器ですか・・・・! (14:32)
鐘音 > 谷甲州さんを始めて知ったのは、ヴァレリア・ファイルでした。(文庫版) (14:32)
萩野むつき > 兵器ですか? (14:33)
羅幻雅貴 > こんにちは (14:33)
GENZ > こんにちはー/また懐かしのタイトルが(つД`)>ヴァレリア・ファイル (14:33)
芝村 > うん。兵器。>あやの、むつき (14:33)
鐘音 > と、失礼しました。(お話に割り込んでしまいました。) (14:33)
萩野むつき > 弾道ミサイルが出て来ました(@@ (14:33)
入室(14:34):どい
紅葉ルウシィ > こんにちは (14:34)
芝村 > 弾道ミサイル、どこの国のがいいかな。ロシアがいいだろうか。 (14:34)
どい > (こんにちは。挨拶不要でお願いします。) (14:34)
黒霧 > こんにちは (14:35)
あやの > 化学兵器というか・・・・毒物とかそんなのしか・・・・(汗) (14:35)
芝村 > ははは、知ってる戦車や飛行機の名前でもいいよ。カテゴリーでなくてもいい。 (14:36)
芝村 > 私は伊達に芝村をやってない。人類の既知情報のほとんどで一度でも見たものは全部を覚えていられるから話も出来ると思う。 (14:37)
芝村 > んじゃ、ロシアの弾道ミサイルからはなそうか。最初の第一歩は、モンゴル世界帝国の話に、さかのぼる。 (14:37)
芝村 > /*/ (14:37)
芝村 > チンギスハーンという男がいた。中国語、漢字で言えば大汗だね。 モンゴルの騎馬民族の出で、合理的思想と偏見のない考えを持っていた。 (14:39)
芝村 > 偏見がない上司と言うのは、部下にとってありがたいもので、合理的となると成り上がりやら実力派においてはなおさらだった。 (14:40)
芝村 > 見る間に、優秀な部下をどんどん抱え始めて征服戦争をはじめ、さらに優秀な部下を得た。 (14:40)
芝村 > 彼の子にもこれは伝播してね、おかげで中央アジアの高原を中心に東は中国から西はハンガリー・ポーランド、南は中東まで侵入した。 (14:42)
芝村 > 北は後のロシアの政治中心の大部分だ。 まあ、世界帝国の意味も分かるだろう。 (14:43)
芝村 > このチンギスハーンが、弾道ミサイルを生み出す地盤を作るのさ。 (14:44)
芝村 > チンギスハーンやその後継者が死んだり、移動したりした後も、僻地だった北の大地では騎馬民族支配が長く続いた。どんどん当初の理想から外れ、圧政が湧き上がった。歴史で習ったひともいるだろう。タタールのくびきってやつだ。 (14:46)
芝村 > 圧政への反乱や反動は何度かあったが、その大部分は騎馬軍団に叩き潰された。ロシアに絶望ともあきらめともつかない気分が広がった。 (14:48)
芝村 > ここまでは大丈夫かい? (14:48)
あやの > はい (14:49)
GENZ > はい、大丈夫ですー (14:49)
萩野むつき > はい、大丈夫です。 (14:49)
どい > 大丈夫です。モスクワにモスクが建てられたのも、この時期のことでしたっけ…? (14:49)
む〜む〜 > なんとか (14:49)
藻女 > 同じくなんとか (14:50)
ヒサ > はい (14:50)
嘉納 > 知ってます (14:51)
羅幻雅貴 > はい。 (14:51)
芝村 > 物語であれば、そんなロシアを救うのは英雄になるんだけど、ロシアではそんな英雄は、ついぞ現れなかった。 (14:52)
芝村 > ロシアの徴税領主(徴税代理のかわりに君主になる間接統治、騎馬民族からは財布などという不名誉な名前で呼ばれた)が反旗を翻すことはあったし一部は成功もしたが (14:53)
芝村 > まあ、いっちゃなんだが直接の圧政者が間接の圧政者と戦うだけで、まあ、気持ち的にはあまり変わらなかった。 (14:54)
芝村 > またこれらの領主はモンゴルのシステムの影響を強く受けていたし、軍事的に優秀とは今一いえなかった。 (14:55)
芝村 > 英雄の代わりに騎馬民族を追い出したのは、大砲と銃だったんだよ。 ロシア人の絶大な火器崇拝は、このあたりから始まる。 (14:56)
芝村 > ロシアは大砲がほんと大好きでね。戦争は火力と言って憚らない。 (14:58)

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